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東北新幹線の運転見合わせ 故障は山形新幹線の新型車両試運転 

2025年06月18日 19時28分

17日、東北新幹線が東京駅と仙台駅の間で運転を見合わせたトラブルで、故障した山形新幹線の新型車両は「試運転」の最中だったことがわかりました。

17日昼前、山形新幹線の新型「E8系」車両が栃木県内で故障し、東北新幹線はおよそ5時間半にわたって東京駅と仙台駅の間の上下線で運転を見合わせました。故障した車両は納品された後に一定の距離を走行して安全性に問題がないかと確認する「試運転」の最中だったことがわかりました。JR東日本は、補助電源装置が故障し、車両を動かすモーターが駆動しなかったことが原因と推定されると発表しました。「E8系」車両は、同じ日にほかにも3件の故障があり、JR東日本はE8系の単独での運行を取りやめるとしています。このトラブルでおよそ5万4700人に影響が出て、秋田新幹線も区間運休しました。