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風車の羽根落下事故受け 秋田市内の事業者にヒアリング 適切な保守点検実施を確認

2025年06月04日 20時16分

沼谷市長は4日の議会の中で、5月に起きた風車の羽根の落下事故についても触れました。風力発電事業者へのヒアリングの結果、全ての事業者で適切な保守点検が行われていることがわかりました。

風車のメンテナンスに関するヒアリングは、事故を起こした「さくら風力」を除いた市内の風力発電所を運営する11社を対象に、5月7日から26日まで行われました。公表された調査結果によりますと、事故発生後全ての事業者が地上から双眼鏡やドローンを使い目視による緊急点検を行いました。また、定期的な実施が必要な点検も全ての事業者が法律に基づいて適切に行っている事が確認されました。今回の事故では、風車の羽根が近くの海浜公園に落下しましたが、ヒアリングが行われた全ての会社の風車で発電所内への侵入を防ぐための柵や看板が設けられていることも確認されました。