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厚労省の人口動態統計 秋田県の出生率30年連続で全国最下位

2025年06月04日 20時16分

去年の人口動態統計が発表され、県内で生まれた子どもの数は過去最少を更新しました。また、秋田県の自殺率は全国で3番目の高さとなりました。

厚生労働省の人口動態統計によりますと、去年県内で生まれた子どもの数は3282人で前年から329人減少し、過去最少となりました。人口千人当たりの出生率は3.7で、30年連続で全国最下位です。去年1年間の秋田県の自殺者数は178人で、前年より2人増えました。人口10万人に対する自殺者の数の割合を示す自殺率は20.0で前年より0.6ポイント増加し、都道府県別の順位では全国3番目の高さです。鈴木知事は県人口の減少が進む現状に対し、「まずは社会減対策としてターゲットを明確にした子育て世帯のAターンを促進していく」とコメントしています。