秋田・男鹿市で地域の建設業の魅力を知ってもらおうと建設業者が子どもたちを工事が見える現場に招待しました。さらにそこであるコンクールを開催、子どもたちが熱心に作業を観察しました。

３日朝から男鹿市の北浦漁港で行われていたのは、海底にたまった砂などを取り出す「浚渫工事」です。水深を確保し、船が安全に運航できるようにする大切な作業。その工事が見える場所に船越小学校の４年生がやってきました。
この場所で男鹿市の総合建設業「清水組」が地域貢献の一環として開いたのが「工事現場絵画コンクール」です。子どもたちが工事をじっくりと観察をして写生を行うことで工事が担う役割や建設業の魅力を体感します。
鉛筆で濃淡をつけて工事用の船を立体的に表現した作品や現場で働く人に焦点を当てた作品も…絶え間なく動く重機を描くことに苦戦しながら速い子どもは１時間半ほどで絵を完成させました。社員にとっては自分たちの仕事の役割や価値を再確認する貴重な機会になったようです。
全員の絵が完成するのは夏休み明けの予定で、その後男鹿市内のショッピングモールで作品を公開する予定です。