秋田市のガラス工房で風鈴が展示・販売されています。

秋田市新屋ガラス工房の一角にガラスで作られた色とりどりの風鈴が並んでいます。夏野菜をイメージしたシリーズのほか、タコやクラゲをモチーフにしたものまで、様々な作品があります。
この工房で作家として活動している東穂高さんは、定番の水玉模様と新作の格子模様の作品を作りました。水玉模様の風鈴は毎年完売するほどの人気ぶりです。
【東穂高さん】
「風鈴って伝統的なものなので、私は奇をてらわずに昔ながらの趣のあるものを考えて作っています。」
風鈴の音を鳴らす「舌（ぜつ）」と呼ばれる部分は竹やガラスでできています。竹はやわらかい音、ガラスは高い音と、形だけでなく音色でも個性を楽しむことができます。
【東穂高さん】
「音色がひとつひとつ違いますので、その音色を楽しんでいただいて自分のお気に入りの１つを選んでいただきたいなと思っております」
新屋ガラス工房は入場無料で火曜が休館日です。作家の個性が輝く風鈴は８月中旬ごろまで展示・販売されます。