ニュース

秋田県内「百日せき」患者数が過去最多更新 基本的な感染対策の徹底を

2025年06月01日 12時11分

全国的に感染が広がっている「百日せき」の県内の患者数が過去最多を更新し続けていて秋田県などが注意を呼び掛けています。
県の感染症発生情報によりますと5月25日までの1週間で県内の百日せきの報告数は50人で、今年に入ってから358人が感染しました。
保健所別にみると横手で40人、秋田市が14人、湯沢で5人などとなっています。
百日せきは1週間程度の潜伏期間を経て激しい咳が2週間から3週間続く感染症で、全国では生後1カ月の乳児が死亡する例も報告されています。
県は予防として生後2カ月から受けられるワクチンの接種や、手洗いやマスクの着用といった基本的な感染対策を呼びかけています。