県内企業の意識調査で正社員の採用を予定している企業の割合が２０１２年度以降で最も低い水準であることがわかりました。
帝国データバンク秋田支店が２月に県内企業を対象に調査を行ったところ今年度の正社員の採用について「予定がある」と答えた企業の割合は５１％でした。
去年よりも６．５ポイント減り、２０１２年度以降で最も低い水準です。
また、採用予定がある企業のうち採用人数が増加すると答えた企業は５ポイント余り減少し１６．３％で減少すると答えた企業は１０％近くに上りました。
帝国データバンク秋田支店は「中小企業は深刻な人手不足で採用意向はあるものの上昇する人件費の原資を確保できず採用を控えざるを得ない企業は少なくない」と見ています。