秋田市の沼谷市長は３０日、ブラウブリッツ秋田のホームスタジアムとなる新スタジアムの整備について遅くとも年内に新設か改修かの結論を出すと話しました。

秋田市の沼谷市長は３０日の会見で、６月議会に提出する補正予算案にスタジアム整備検討経費を盛り込む方針を明らかにしました。
【沼谷純・秋田市長】
「庁内の会議でもある程度の方向性は出せると思うがそれを越える知見もあると思うので、検討結果が妥当か可能か検証する意味で外部委託の予算を盛り込んでいる」
庁内での検討の結果、５千人規模であれば現在のＡＳＰスタジアムの場所に収まることがわかったということです。
全体のスケジュールに遅れを生じさせないこと、コストを安くできるかどうかが新設か改修かを判断するポイントで、遅くても年内には秋田市としての結論を出したいとしています。
記者からスタジアムを「整備しない」という結論になることはあるのか問われると…。
【沼谷純・秋田市長】
「財政状況厳しい。市として整備費に対し負担できる上限額、一定程度の限界制約はある。それも併せて三者協議で話し合った結果、三者とも費用を捻出できないという結論もあるかもしれないし、何らかのやり方があるとなるかもしれないし、それは次の話」