ニュース

風車の羽根落下事故受けた秋田市の対応は…秋田市再生可能エネルギー推進検討委で報告

2025年05月30日 18時56分

秋田市の再生可能エネルギーの活用促進を検討する委員会が30日開かれ、風車の羽根落下事故をうけた市の対応が報告されました。

秋田市再生可能エネルギー推進検討委員会は、再エネ関連産業の振興発展を目的に産官学で構成された委員会です。今月2日、秋田市内で発生した風車の羽根の落下事故を受け、委員らに事故後の市の対応を報告しました。
秋田市は7日から26日にかけて、市内の風力発電事業者に安全管理体制などの聴き取り調査をし、8日には沼谷市長が経済産業省へ緊急要望を行っています。
【新出康史・秋田市新エネルギー産業推進担当部長】
「引き続き市民の皆さんに安心して頂いて、この問題は日本全国の問題であると思いますので、その中でも秋田市が安全対策でもしっかりやっていると市民のみなさんにもご理解いただき、将来的にカーボンニュートラルに向け必要な風力発電等を進めていきたい」
秋田市は今後ヒアリングの結果を取りまとめ、市議会のほか市民にも説明・公表する方針です。