2010年7月7日(水)放送/秋田ニューバイオファーム(由利本荘市)
強みを見つけて、秋田を伸ばす。農業の閑散期に収入を得るために始めたきりたんぽ作りから、秋田の特産品を扱う「元祖秋田屋」というブランドが生まれた。東京にある県のアンテナショップ「秋田美彩館」の指定管理者に名乗りをあげ、全国に秋田の良さを伝える。西目の「ハーブワールドAKITA」は、人々に癒しを与えるハーブ園。3年前には、入園者の減少を食い止めるために、入場料を無料にする英断も行った。「人間癒されれば少しはお金を使ってくれる」との社長の信念からだ。秋田ニューバイオファームが手掛ける、手広い事業は県内外を問わず秋田を盛り上げたいという強い信念の表れだ。秋田を全国につなぐための挑戦はこれからも続く。