第46回 革命的開発!骨伝導の聴音補助器

2010年4月14日(水)放送/株式会社WECOM研究所(秋田市)

「耳が遠くなった」そんな人に朗報だ。秋田市にあるWECOM研究所が開発したのは、従来の補聴器とは全く違う「骨伝導」を利用したシステムだ。鼓膜を使わず、顔の骨を通じて鼓膜のさらに奥にある蝸牛を振動させ、聴覚神経に音を伝えるのだ。このシステムが業界で“革命的な機械”と言われている。この聴音補助器、システムだけではなくその価格も驚きだ。従来の補聴器は片耳だけでも数万から数十万円するが、この聴音補助器は、1万9,800円と価格においても革命的。また、「耳を塞がないので周囲の危険に気付きやすい」「耳の穴がただれにくい」といったメリットもあげられる。まさに画期的・革命的な「聴音補助器」の誕生なのだ。