第313回 「KICK OFF! AKITA」（2023年10月7日(土)、14日(土)放送分）

2023年11月15日（水）に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は、「KICK OFF! AKITA」10月７日、14日放送分について、審議委員からご意見をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

• ブラウブリッツ秋田の試合結果やチーム情報だけでなく、サッカーを知らない人でも興味が持てるような話題を扱っている。７日放送では「マネージャーの仕事」、14日放送では「選手のフィジカル」に焦点を当てていて面白く見ることができた。ファン層のすそ野を広げるような番組。
• 「地域サッカー応援」という制作意図が番組の根底にしっかり流れていると感じる。選手や取り巻く人々のドキュメンタリー的要素もあり、選手の言葉や、サッカーへの向き合い方など、子どもたちにぜひ見てもらいたいと思った。
• 小さな子どもたちが「キックターゲット」を楽しそうにやっている様子が紹介されていた。子どもたちが外遊びをしない傾向にある中、身体を動かす楽しさを伝え、やってみたいと思わせるような参加型の番組作りを望む。
• 試合の振り返り映像は、見易い工夫がある。全体や選手の「より」などをうまく使っている。一方、コメントは状況が把握できないところがあった。分かりやすく伝えてほしい。
• ＭＣを務める新人アナウンサー中島と金井の２人の笑顔と元気いっぱいの話し方がフレッシュで、番組をさわやかな雰囲気にしている。

これらに対し、制作側からは以下のような発言がなされました。

• 番組は、「ブラウブリッツ情報」「地域サッカー」「ホームゲーム集客」の3つを柱にして、次世代に伝えられるものをという視点で制作している。少年少女にリアルタイムで見てもらいたいのはやまやまだが、この時間は練習や試合で在宅していないと思う。まずはあまりサッカーを見ないであろう視聴者層を引っ張って、興味関心を高めてもらえればと思っている。
• 中島と金井には入社早々からＭＣを任せた。一生けん命に伝えてくれればというスタンスで始めた。課題回は２人それぞれのロケバージョンだったが、ロケに出ないこともあるし、毎回毎回異なることをやっている。
• 全国30地域で系列を超えて、「KICK OFF!」を制作しているが、構成や尺は、まちまち。各局で独自性を出している。