スタッフ制作後記

とびますとびます(シャバダバオ)
2004年8月3日

飛島です。番組でついに行きました。兼ねてから一度は行ってみたかった、秋田県沖にある山形県酒田市の飛島。なんか島っていいですねえ。県外じゃなく海外に来た気分で。何があるわけでもないんだけど、本州を離れただけで、ちょっとしたリゾート感を味わえる。

ただ、滞在時間は2時間半ということで(船の関係上)、隅々満喫とまでは行かなかったけれど。それよりも、人との出会いがたまらなかった。まず、子供の陰がない。一切ない。小中一貫校の建物はあったが、廃校になっていた。地元の人はご年配の方ばかりで、主にトビウオなどを捕って生活を営んでいる感じ。っていうか漁師。その感じがいい。で、人柄がナチュラルでいい。だって、カメラの前で平気でオナラしちゃうから。人ん家にかかってきた電話に出ろっていうから。その感じがいい。なにげない日常的な時の流れを、こんなに気持ちよく感じてしまうと言うことは、自分の日常が荒んでるのかなって思ってしまって。あらためて平穏な暮らしの大切さを実感した。

時間の流れるスピードに個人差はある。毎日せわしなく過ごしていればそれはとても短く感じるだろう。おそらく島の人達の時間はゆっくり流れてるんじゃないかな。ただ、飛島の人達は、決して暇をもてあましているわけではない。ゆったりと流れる時間の、1分1秒を大切に生きているんだろう。そんな感じを受けた。

仕事に追われ、携帯片手に飛び回り、1分1秒をいかに削ってこなしていくか、そんなことばかり考えて毎日過ごしてる僕に、果たして飛島で生活していくことが出来るだろうか。生活は出来なくとも、ほんのわずかでも、飛島の人達のように、余裕をもった人生の過ごし方をしてみたいものだ。
どれ、さしあたって、人前で屁でもこいてみようか…。