なくなったら食べることができない(D照井)

2019年03月15日

ちょっと色あせた暖簾。黒地に白文字で店名。
キーと扉を開くと…
カウンター席に小上がり。ちょっと雑に置かれた漫画に新聞。

「いらっしゃい!おお久しぶり!実家さ帰ってきたらの?」
こういう会話ができるのが、馴染みの食堂の楽しみ。
もう一つの実家に帰ってきた気分になります。

今回のぷぁ金では、どこか懐かしさを感じさせる食堂を紹介。
他にも紹介した店はあったのですが、
「高齢で店を辞めました。」「後継者がいなくて閉めるので取材はいいです。」などの理由で断られてしまいました。
ここ最近、こういうお店が多くなってきています。
今はなくなってしまったその場所で、
「子供から大人まで色々な人が出入りして、同じものを食べて、色々な会話が飛び交っていたんだろうなぁ~。」
電話しながらそんなことまで考えてしまいました。
週末、食べに行こう。馴染みの店へ。