お疲れ様でした。(D照井)

2021年10月08日

ぷぁ金ロケをしている間に、こんなことがありました。

「70歳までバスの運転手を続ける」と言った父が、祖母の看病の為、67歳で退職しました。
16歳から夜間学校に通いながらバス会社に勤務。
車掌から運転手になり、51年間勤めました。
無事故・無違反で何度も表彰された記憶があります。
子どもの頃は秋ノ宮温泉郷が終着点のバスに乗り込んで、
父の運転する姿を見て、「カッコいいな」と思っていました。
(それが影響したのか私は今でもバスが好きで、個人的に欲しいと思っています。)
帰りは父運転の車に乗って一緒に帰宅。
一緒に風呂に入って、風呂上りにビールを飲む父。
「ぐぁ~うめ~」とよく言っていました。
あの1杯、1日の仕事の疲れを一瞬だけ忘れさせてくれます。
飲んでいる時に話しかけると怒られたものです。(今ではその気持ちよくわかります。)
自分の体よりも大きな車を動かし、朝早く夜遅い仕事を続けた父に感謝。
それを支えた祖父母は偉大です。
「家族全員そろって」ということは難しくなりましたが、
スケジュールを合わせて、父を誘い寿司屋に行きたいなと思っています。
51年間、お疲れ様でした。