夏の高校野球秋田大会が１０日開幕しました。開会式では大曲農業の菅原一蓮（いれん）キャプテンが家族も見つめる中で堂々と選手宣誓の大役を務めました。

今年は２年ぶりにこまちスタジアムをメイン球場に大会が開かれます。開会式には４１校３６チームが集まり堂々とした行進を見せました。
この夏は成長を見守ってきた家族にとっても特別なものです。今回、選手宣誓を務める大曲農業の菅原一蓮キャプテンの両親もスタンドに駆けつけました。

【母・祐子さん】
「緊張しますね。自分のことのように緊張します。（菅原キャプテンは）すごい頑張り屋さんだと思います。まずは凛々しく立派にやってもらえれば、それだけで充分ですね」

菅原キャプテンは、毎晩自宅の風呂などで選手宣誓の練習をしていたといいます。両親が見守る中いよいよ出番がやってきました。

【大曲農業・菅原一蓮キャプテン】
「宣誓。高校野球は多くの方々に勇気と感動を与え続けています。指導、激励してくださったみなさん、今この大舞台に立つ私たちはどう見えていますか？１球１打に１００％の力を出し切り多くの方々に勇気と感動を与えられる希望の夏にすることを誓います」

夏の高校野球秋田大会は日程が順調に進めば、７月２２日に決勝が行われます。菅原キャプテンが選手宣誓を務めた大曲農業は１１日、秋田市のさきがけ八橋球場の第２試合で第２シード明桜と戦います。