2026年01月09日 12時18分
秋田市の沼谷市長は8日に開かれた今年最初の記者会見で、新スタジアムの整備を巡りJリーグ側に対し「常識がなさすぎる」と不満をあらわにしました。収容人数に対する考え方の違いから両者の間には溝が生じています。
新スタジアムの整備を巡り去年11月に非公開で行われた協議会で、Jリーグ側から「志が低い」という発言が飛び出したと明らかにしました。
【沼谷市長】
「(Jリーグ側は)常識がなさすぎると。市政、市役所、自治体のオーナーはそこに住む市民、つまり秋田市民です。志が低いという言葉はそのまま秋田市民に対する言葉になります」
Jリーグのスタジアム基準には、「本拠地となる自治体の人口などによっては、集客数を5千人以上で基準を満たすものとする」と明記されています。そのため秋田市は5千人から1万人規模の想定で整備にかかる費用や時間を検討してきました。しかし、リーグが示したのは、クラブの成長や地域活性化の点からも1万5千人規模が望ましく、1万人では志が低いという指摘でした。
【沼谷市長】
「秋田市としては、市民の皆様の理解が得られないものには1円も出せない。その点をJリーグ側には肝に命じていただきたいなと」
先月=12月末に開かれた秋田県と秋田市、ブラウブリッツ秋田の3者協議で、秋田市は、議会にも示した整備費用やスケジュールを説明し、それぞれからの意見を待っている状態だとしています。協議の開催日時は未まだ決まっていませんが、費用負担の割合が大きな焦点となる見込みです。