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新スタジアム整備「秋田市単独では事業主体にならない」方針示す 秋田市・県・ブラウブリッツ秋田3者協議

2025年12月24日 18時12分

新スタジアムの整備を巡り秋田市は24日、県とブラウブリッツ秋田に、「市単独では事業主体にならない」などの方針を正式に示しました。

24日に開かれた3者の協議会には、秋田市と県の担当者、ブラウブリッツ秋田の岩瀬社長が出席しました。秋田市がスタジアムの新設とASPスタジアムを改修する場合を比較検討した結果、改修する場合の整備費は5000人規模で約138億円、1万人規模で約200億円と見込まれ、新設と改修で整備費や維持管理費に大きな差はありませんでした。
こうした結果を踏まえて3者協議で秋田市は、「ASPスタジアムの改修は行わず今後も維持する」「仮に公設で整備するとしても秋田市が単独では主体とならない」「原則、新スタジアムの維持管理費は負担しない」という方針を県とクラブに示したということです。
会終了後にブラウブリッツ秋田の岩瀬社長が取材に応じました。
「調査を頂いたものは、ハイスペックな仕様と思っている。民間ではこういったやり方があるのではないかと、全体の事業費を落とすところも含めてこれから迅速に協議していく」

次回の協議は年明け早々に開く見込みで、スタジアム整備をどう進めていくのか実質的なキックオフとなる見通しです。