2025年06月17日 20時41分
サッカーJ2ブラウブリッツ秋田のライセンス申請期限が今月末に迫る中、新スタジアム整備に関する議論が秋田市議会で続いています。市は年内には方向性を示すとしているものの、大きな進展はみられません。
秋田市議会では17日も新スタジアムに関する質問が相次ぎました。議論は後退していないと話す沼谷市長。1月の総務委員会では、当時スタジアムの担当部署だったまちづくり戦略室から、市が主体となって1万人規模を目指すとの説明が行われていました。現在、市は新設と改修の両面から検討を進めていますが、Jリーグが求めるスケジュールや基準を満たし費用を抑えられれば改修を優先すべきと説明しています。事業主体とともに議論されているのが収容人数です。ASPスタジアムの収容人数は、椅子席と芝生席合わせて4992人です。スタジアム基準では全て個別の席で5千席以上ある事が最低条件ですが、この場所で果たして拡張性はどれほどあるのでしょうか。スタジアム整備については委員会でも議論が続くことになります。