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JR東日本 秋田新幹線連結分離対策で新システム導入へ

2025年06月17日 13時35分

東北新幹線を走行中のはやぶさとこまちの連結が分離したことを受けて、JR東日本は新たなシステムを導入する考えを明らかにしました。

3月、東京都内を走行していた東北新幹線のはやぶさと秋田新幹線のこまちの連結部分が外れるトラブルが起きました。電気系統の不具合が原因と見られていて、現在も調査が続いています。JR東日本の喜勢陽一社長は10日の定例会見で、運転席でスイッチを操作すれば異常な電気信号が流れても連結が外れないようにするシステムを年内にも導入する考えを示しました。JRはトラブルの後、はやぶさとこまちの連結部分を金具で固定する応急措置を行っています。新たなシステムは連結を必要とするすべての新幹線に導入したい考えです。