秋田市議会は１６日沼谷市長になって初めての一般質問が行われ、スタジアム問題が取り上げられました。沼谷市長は「事業主体はまだ決まっていない認識だ」と改めて述べました。

新設かそれとも改修か、沼谷市長が遅れがないよう整備すると話す新スタジアムに関して議員からは収容人数について疑問視する声があがりました。

【沼谷・秋田市長】
「Ｊリーグの方で１万５０００人あるいはそれに近いものが本来の基準であることは承知している。５０００人でいいかどうかという回答は得ていないし、私どもも５０００人でやらせてくださいと説明はしていない」

これまでは５０００人規模であれば改修対象のスタジアムの敷地内に収まると説明していて、改修の場合、どこまで拡張できるのか段階的に調査していくと話しました。そして、秋田市と秋田県、ブラウブリッツ秋田、どこが整備主体か決まっていない状況については…

【沼谷・秋田市長】
「事業主体はまだ決まっていないという認識でいる。秋田市として負担できないような経費が試算された場合という仮定の質問を頂いた。そうなった場合には秋田市が主体となることはなかなか難しいという意味では、その他の主体としては県の可能性、ブラウブリッツの可能性がある」
【市議の質問】
「これから調査した後に主体を検討するとなるとＪリーグなどは後退しているという
イメージが持つと思うが」
【沼谷・秋田市長】
「プロセスをしっかりと踏んでいる認識でいる」

沼谷市長は前に進んでいることを強調し「スケジュール感とライセンス申請。ともに問題ない」と話しました。