2025年06月13日 20時22分
にかほ市で父親に暴行を加えて死亡させたとして傷害致死の罪に問われている男の裁判員裁判で懲役3年6カ月の実刑判決が言い渡されました。
判決によりますと、にかほ市の無職平野遥介被告(33)は2024年3月、自宅で当時68歳の父親に暴行を加え死亡させました。
これまでの裁判で弁護側は、死因となった腹の内部の出血について「偶発的に生じたものである」などと主張し執行猶予付きの判決を求めていました。
13日の判決公判で秋田地裁の岡田龍太郎裁判長は「腹部の損傷は、一連の暴行の過程で生じたもので偶発的な身体の接触で生じたとは考えられない」としました。その上で「高齢で体格差のある被害者に、一方的に強い暴行を加えた犯行は危険で悪質だ」などとして、平野被告に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡しました。検察側の求刑は懲役5年でした。
弁護側は、控訴するかどうかは今後被告と相談して決めるとしています。
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