２２日秋田・由利本荘市の製材工場にクマが入り込みました。その後、クマは壁を破って逃げたとみられ工場にいないことが確認されました。

警察によりますと、２２日午前１０時半ごろ由利本荘市西目町の本荘由利森林組合で、事務所にいた職員が製材工場に入り込む体長およそ１ｍのクマを目撃しました。その後、出入り口のシャッターを閉めクマを閉じ込めたということです。当時中に人はおらず、けがをした人はいません。
警察などが警戒にあたっていましたが、目撃からおよそ４時間後の２２日午後２時半ごろドローンで中にクマがいないことが確認されました。工場の壁にはクマが破ったとみられる穴があり、クマはそこから逃げたとみられます。
警察や秋田県のツキノワグマ等情報マップシステム・クマダスによりますと、近くでは２２日夕方にも道路や住宅でクマの目撃が２件ありました。警察などが注意を呼び掛けています。