ニュース

秋田県警「技能指導官」新たに4人指定 鑑識や職務質問などの専門知識や技能を後継者に

2025年05月20日 20時00分

警察官のなかで鑑識や職務質問といったそれぞれの業務に長けた秋田県警の「技能指導官」に新たに4人が指定されました。

秋田県警察技能指導官制度は1995年から導入され、実務経験が豊富で卓越した専門の技能や知識がある職員が指定されます。専門分野は職務質問や剣道、似顔絵など多岐にわたり、各部署の推薦で選ばれます。
20日は秋田県警本部で指定書の交付式がありました。

【秋田県警・小林稔本部長】
「各分野における第一人者としての誇りと使命感を胸にさらに自分を磨き、そして次世代を担う優秀な後継者の育成に貢献されることを期待しております」

技能指導官は各警察署や警察学校などで指導やマニュアル作成などを行います。

【鑑識課・浅井要警部(専門技能「犯罪鑑識」)】
「私は鑑識業務を通算で18年間やっています。これまで経験し学んだ知識技能を現場で活動する警察官に伝え、県警全体のスキル向上に努め、県民が安全で安心して暮らせる社会の実現に貢献していきたいと思います」
【地域課・長谷山雅人警部補(専門技能「職務質問」)】
「自分自身のスキルアップに努めるとともに、知識技能を伝承して秋田の治安を守る強い警察官を育てていきたいと思います」

秋田県内ではこれまで58人が指定され現在は17人が職務にあたっています。