北秋田市の太平湖の遊覧船「森吉丸」が運航を休止することになりました。６月から３隻の小型船での運航に切り替わります。

北秋田市によりますと、「森吉丸」の運航休止については、北海道の観光船沈没事故を受けて安全管理体制の国による規制が強化された中、高齢化による人手不足で対応が難しいことから運航事業者が撤退の意向を示していました。
しかし、観光名所の小又峡へ渡るルートの継続は欠かせないとして「渡し船方式」での運航に切り替えることになりました。小型船３隻の定員はそれぞれ４人から６人の合わせて１５人で、８月のお盆の時期と紅葉シーズンの１０月は毎日運航されます。
北秋田市は、随時運航することで待ち時間は少なくなるが団体客の受け入れが制限されることが課題としています。