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秋田県内でも「百日せき」感染拡大傾向 手洗い・マスク着用など基本的な感染対策呼びかけ

2025年05月18日 23時51分

全国的に感染が広がっている「百日せき」の患者数が秋田県内でも増えていて県などが注意を呼び掛けています。
県の感染症発生情報によりますと11日までの1週間で県内の百日せきの報告数は41人で、今年に入ってから251人が感染しました。保健所別にみると秋田市が11人、横手と湯沢でそれぞれ10人などとなっています。
百日せきは1週間程度の潜伏期間を経て激しい咳が2週間から3週間続く感染症で、全国では生後1カ月の乳児が死亡する例も報告されています。
県は、予防として生後2カ月から受けられるワクチンの接種や、手洗い、マスクの着用といった基本的な感染対策を呼びかけています。