2025年05月15日 19時09分
男鹿市・潟上市・秋田市沖での洋上風力発電事業を進める事業者が進捗状況を説明し、「事業は着実に進んでいる」と強調しました。
「男鹿・潟上・秋田オフショアグリーンエナジー」は15日、男鹿市・潟上市・秋田市沖で進めている洋上風力事業について報道陣向けに説明会を開き、今年4月から陸上での工事に着手したと進捗状況を説明しました。
現在は、事務所の建設や電力ケーブルの測量など陸上送電に関する工事と、基地港である秋田港での整地作業などが行われています。
風力発電に関しては今月2日秋田市で風車の羽根が落下する事故が起きていて、風車の安全管理の面で議論が交わされています。事業者は「安全に配慮しながら事業を進めていく」と言及しました。
秋田県内では一般海域4海域での洋上風力発電事業が計画されています。男鹿市・潟上市・秋田市沖が最も早く、2028年6月に運転開始予定で、八峰町・能代市沖は翌年6月の予定です。
能代市・三種町・男鹿市沖と、由利本荘市沖はそれぞれ2028年、2030年に運転開始予定ですが、事業主体である三菱商事は今年2月、物価高を背景に事業を見直すと発表しています。
「男鹿・潟上・秋田オフショアグリーンエナジー」はプロジェクトに可能な限り地元企業が参入できるよう協議を進めたいと話し、高校や大学での人材確保への取り組みも行っていく方針です。
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