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業務が増えている「通訳人」の仕事知って…秋田県警が高校で「通訳ロールプレイング」体験 採用活動の一環

2025年05月15日 19時05分

警察には外国語の通訳を担う「通訳人(つうやくにん)」と呼ばれる職員がいます。その仕事を体験する会が13日に秋田・能代市の高校で開かれました。

能代松陽高校の3年生が「通訳ロールプレイング」を体験しました。これは秋田県警が採用活動の一環として初めて開いたものです。
能代松陽高校では第2外国語の授業があり、韓国語、中国語、ロシア語が選択できます。生徒たちは「部内通訳人」と呼ばれる警察官の役や外国人役などに分かれて、交番での道案内や交通事故が起きたときのやりとりを体験しました。
秋田県警には9つの言語に対応する28人の通訳人がいます。外国人観光客や外国人材の増加に伴い、警察の通訳人の業務も増えているといいます。県警は今年度「採用センター」を新設して募集活動に力を入れています。