秋田県議会の常任委員会で１５日、秋田市で起きた風力発電の風車の羽根が落下した事故について県が報告しました。

１５日の委員会で秋田県側は、追悼の言葉に続き県としても現地で調査を行ったことや、県内の発電事業者に注意喚起したことなどを説明しました。
【秋田県・佐藤功一産業労働部長】
「事業者には今後も原因究明と再発防止の徹底を求めていくほか、関係する市と町とオンライン会議を開き県内の風車の現況調査を行っている」

この事故に関し、風車を設置した「さくら風力」は１２日に事故調査委員会を立ち上げました。風力発電や環境条件に詳しい大学の研究者を第三者委員に据え、風車の管理・点検にあたる日立パワーソリューションズや当該の風車メーカーエネルコンなどもメンバーに加え、調査を進めることにしています。