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沼谷秋田市長 風力の事故受け「再発防止、国・県と連携して強化を」 

2025年05月09日 19時48分

秋田市の沼谷市長が就任後初めての市議会となる5月臨時議会が開かれました。

市長説明は、1週間前の風車事故に関する内容から始まりました。

【沼谷市長】
「風力発電をはじめとする再生可能エネルギーの導入促進には、事業の安全性と信頼性の確保が不可欠。今回のような事案が再び発生することのないよう国・県・市町村が連携して対策の強化を図っていきたい。」

続いて、自己破産申請の準備に入ったタクシー会社あさひ自動車が一部運行を担っていたマイタウンバスなど、市の交通政策ついて言及しました。あさひ自動車の事業停止を受け、秋田市のマイタウンバスは2つの路線が、その他手形・旭川・広面地区のエリア交通と新藤田地区の買い物タクシーが運行休止となっていて、再開の見通しはたっていません。午後3時半すぎには風車の羽根の落下事故を起こしたさくら風力の盛高社長が、沼谷市長のもとを訪れ謝罪しました。面談終了後沼谷市長は、現行の法律や安全基準に則った設置、点検が行われていたかが重要であるとし、問題の解決に向けともに取り組んでいくと述べました。