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「JAこまち」と「JAうご」が合併推進協議会設立 秋田県内1JA構想は頓挫するなか経営基盤強化目指す

2025年05月08日 12時25分

秋田県内「1JA構想」が頓挫するなか、「JAこまち」と「JAうご」が7日、合併に向けた協議会を立ち上げました。

湯沢市と東成瀬村、それに羽後町が管轄の「JAこまち」と「JAうご」は、去年から合併に向けた調査を進めてきました。経営基盤の強化などを目指し来年4月の合併に向けて7日、合併推進協議会を設立しました。
「JAこまち」と「JAうご」の組合員数はあわせて1万1千人あまりで合併すると県内13JAのうち5番目の規模となります。

【遠田武・JAこまち代表理事組合長】
「持続可能な農業の実現と必要とされるJAを目指して1つになっていくということが一番大きな目標だと思っています」

県内JAを1つにする「1JA構想」については離脱が相次ぎ去年協議が休止され、必要に応じてJA同士が合併を進めることにしています。