2025年05月03日 18時32分
秋田市で2日に風力発電の羽根が落下した事故で、3日、経済産業省の担当者が風力発電会社の立ち会いのもと現地調査を行いました。また警察も現場の状況を確認しました。
秋田市新屋町の現場には3日朝から経済産業省の電力の保安業務担当者と警察、それに風車を設置している東京の「さくら風力」の関係者が入りました。
2日午前、新屋海浜公園の中に立つ風力発電の風車から羽根が落下しました。羽根の近くでは秋田市新屋元町の宍戸敬さん(81)が倒れているのが見つかりその後死亡が確認されました。
「さくら風力」によりますと、事故の起きた風車は今年3月の定期点検や事故前日のおととい行った目視による点検では異常はなかったということです。この風車は2010年には落雷の影響で羽根が壊れ落下する事故が起き羽根を交換していました。
【さくら風力・盛高健太郎社長】
「あってはならないことですので深刻に受け止めております。1度起こった時に2度とこういうことがないような対策をしたつもりでおりましたが、原因がはっきりしませんがそれが万全でなかった可能性があることをしっかり考えて、原因調査今後の対応しっかり考えていきたいと思います」
経産省の担当者は落下した風車の羽根や位置関係などの詳しい状況を確認しました。警察は羽根の落下と宍戸さんの死亡との関連を調べています。
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