山の恵みを満喫できる時期がやってきました。山菜を販売する直売所では春と夏が混在しています。

秋田市河辺の直売所「やまぶき」には、山の恵みがたくさん並んでいますが、このラインナップに少し違和感が。例年４月下旬にはシーズンが終わるタラの芽やコシアブラが大きさもちょうどいい。まさにピーク時の状態で並びます。先月中旬から気温が平年より低い日が続いたため、山菜シーズンが後ろにずれこんだとみています。しかし、今年の春は雨が多く、そこに先日の暖かさが加わりグングン伸びてきたのがワラビです。さらに２日から初夏の山菜タケノコも登場しました。春の始まりを告げるフキノトウと初夏の味ナシロダケが隣に並び、ここ数日の季節感をぎゅっと凝縮したようです。気温も落ち着き、この先は多少天気が崩れても例年この時期に採れる山菜が順調に並び値段も少しずつ落ち着きそうだということです。