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秋田市の沼谷市長 新スタジアム整備「市の財政が優先」「整備主体が市とは確定していない」

2025年04月30日 19時56分

ブラウブリッツ秋田のホームスタジアムとなる新スタジアムについて、秋田市の沼谷市長は「整備主体が市だと確定はしていない」と自身の認識を改めて示しました。場合によっては、民設となる可能性もあるとしています。

「ライセンスは民間のプロスポーツのルール。どちらを優先するかとなれば当然市の財政、市民の暮らしが優先。」30日の記者会見で沼谷市長はこのように述べ、市民生活に直結する設備投資が控える中、新スタジアムの整備や維持管理にどれだけ市が財政負担できるか試算している段階だと説明しました。また、整備主体によっては民設の可能性もあると話しました。沼谷市長は1日に都内でJリーグの野々村チェアマンと面会し、整備スケジュールに遅れが出ない範囲で新設と既存施設の改修を並行して検討することを伝える方針です。