横手市増田町で明治時代から続くとされる名物行事のたらいこぎ競争が行われました。

酒造りが盛んだった横手市増田町の真人公園では、酒屋の若者たちが酒造り用のたらいに乗って速さを競ったことから、たらいこぎ競争が始まったとされています。今年は県内外から小学生から４０代までの４６人が参加しました。２９日の横手市の最高気温は前日よりより９℃近く低い１２．２℃。沼に手を入れて水をかき４２．１９５ｍの距離を進むこのレース、サクラが咲く前の時期ような寒さで手は真っ赤です。季節外れの寒さの中、たらいがひっくり返って沼に落ちる参加者もいました。参加者たちの健闘ぶりに観客からも大きな声援が送られました。増田町の酒造りの文化を伝えるたらいこぎ競争。８月中旬にはたらいこぎの耐久レースが行われる予定です。