第5回 流木を使ったエコアート

2008年6月5日(木)放送/工房 我流慕(がるぼ)

湯沢市稲川の川連仏壇職人3代目だった佐藤泰幸氏、生産コストの安い中国に仏壇の製造拠点が移り、8年前に工場は閉鎖された。失意の中で訪れた海岸で出会ったのが流木だった。それまで扱っていた製材とは違い、長年潮風にさらされた流木は、どれもたくましく、個性的に見えたという。自然が育んだ素材を生かし、自分らしいオリジナルの作品が作れないかと考えた。製作期間3ヶ月の大作「ティラノサウルス」は、環境省主催第一回エコアート大賞の特別賞を受賞した。