第332回「AAB秋フェスタ~みんなでまんぷくスぺシャル~」
2025年10月7日(火)に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は「AAB秋フェスタ~みんなでまんぷくスペシャル~」について、審議委員からご意見、ご提案をいただきました。
委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。
- イベント会場からの生中継とVTRの繰り返しの進行だったが、各VTRは趣向を凝らしてバリエーションを意識して作られていて、3時間を飽きずに見ることができた。全体の構成がよかったと思う。
- 「釣りメシ万歳」は海釣りをしたことがない人でもやってみたくなるようなVTRだった。「ZENさん・高橋アナ」のVTRは、生放送のMCを務めている2人ならではのウラ話や、普段とは異なる姿が面白かった。オリジナルパンの企画はアナウンサーそれぞれの個性が反映され、新人アナウンサーの紹介にもなっていてよかった。
- 生放送なのにライブ感が乏しい。雨天だったことも影響したのだろうが、番組中に来場者とイベント感を共有できるような工夫があれば良かった。
- 「番組を見てください」なのか「ご来場ください」なのか、局の姿勢を示せればよかったのでは。
- ステージ上でのトーク、飲食・企業ブース紹介では、若手をベテラン勢がフォローし、チームワークがあった。ベテラン勢にはさすがの安定感を感じた。
これらに対し、制作側からは次のような説明、発言がなされました。
- 来場者にも番組を楽しんでもらうことを意図して、スタッフには負荷がかかったが会場でもVTRを流せる方法を取り入れた。
- 番組MCや会場内リポートを若手アナウンサーに任せ、ベテラン出演者がサポートできる態勢で臨んだ。
- ライブ感が感じられないというのはもっともなご指摘。「雨の中ご来場ありがとうございます」のひとことで、会場を巻き込むことができ、視聴者には「秋田市は雨なんだ」「雨の中で頑張っているんだ」ということがリアルに伝わる。現場での肌感覚を大事にして言葉にできるように指導していく。
- イベントなのか番組なのか、どう両立していくのか、これまで毎回悩みながらやってきている。来場する方にプラスαの情報を番組がどう届けるかという点が今回は不足していた。
次回は11月5日(水)15:30から、課題は「トレタテ!」の予定。