第329回「AABで放送している番組について」
2025年6月10日(火)に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は、自社制作番組以外も含めた「AABで放送している番組について」を課題に、審議委員からご幅広くご意見、ご感想をいただきました。
寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。
- 「ゆるe~学園」、eスポーツというジャンルが認知され、シルバー世代も参加する時代に意義がある番組だと感じる。昔流行ったゲームに若い人が挑戦し、年配者が指南するというのも面白いかもしれない。土曜午後帯の放送で、より広い世代が楽しく見られるような内容にしていただきたい。
- 夕方帯は取り上げるニュースや話題がどの局も同じようなものだが、AABは独自の視点、取り上げ方が弱く感じる。一方、和田さんの天気は強み。気象についての勉強やスポーツ関係と結びつけるなどの工夫をしてみてはどうだろう。
- 「人生の楽園」は、ほぼ毎週見ている。第二の人生の歩み方は様々で、人にはいろいろな価値の見出し方があるのだと気づかされる。50代以上での転職、移住は相当難儀だと思うが、この番組はシビアな現実ではなく、田舎での穏やかな暮らし、温かな人間関係を描くことを目的としているのだと理解している。
- “推し”が出ている番組は意識して見ていると思う。アナウンサーや番組出演者の「個」の部分をインスタなどで発信し、「この人を見たい」と思わせるようなファンづくりがあれば、と思う。
- 長年番組審議会にかかわってきて思うこと。過去、「サタナビっ!」をはじめとした自社制作番組を課題としたときには毎回修羅場で容赦なく滅多切りだった。それがフィードバックされ、繰り返し改善され、審議のたびに番組が成長してきたと感じている。
- 系列局制作の番組を含め、AABで放送している番組は全般的に「まじめ、実直」なイメージ。長所なのだが、番組間の競争では弱点につながるかもしれない。
次回は7月1日(火)16:00から、
「ほっとネットとうほく 半座を分かつ」についてご審議いただきます。