放送番組審議会

第316回「サタナビっ!ゴールデン~水曜の夜なのに…スペシャル!~」

2024年03月05日

 

放送番組審議会 2024年3月5日(火)開催

第316回 「サタナビっ!ゴールデン~水曜の夜なのに…スペシャル!~」(2023年2月14日(水)18:30‐20:00放送)

2024年3月5日(火)に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は、「サタナビっ!ゴールデン~水曜の夜なのに…スペシャル!~」について、審議委員からご意見をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 初めての夜の「サタナビっ!」で、土曜朝のレギュラー放送を見たことがない人、いつも見ている人の双方への配慮がある番組進行だったと思う。新たな視聴者層の取り込みができたのではないだろうか。
  • 新テーマソング発表のコーナーでは、書下ろし歌詞に込めた高橋優さんの思いがインタビューを通じて伝わってきた。番組20年間の映像をバックにした楽曲お披露目は構成として良く、懐かしく見た。一方で過去の映像に目を奪われ、歌に集中できなかった。改めて歌詞をしっかり紹介してもらいたい。
  • 「いまココ」生中継の「火振りかまくら」は、タイムリーで夜ならではのコンテンツ。火がついた俵をリポーターが回すシーンは段取りよく、ダイナミックで、会場の雰囲気が伝わってきた。居酒屋からの生中継「一合一笑F」、企画としては夜にマッチしていたが、あわただしく過ぎてしまった印象が残った。
  • 「とくナビっ!ラーメン食べたい」は、見た後に本当に「ラーメン食べたい」と思わせる完成度の高いVTRだった。リポーターの食リポや表情も良かったが、ラーメンの映像が魅力的だった。
  • 飽きずに楽しく視聴できた。秋田のローカル局でもゴールデンでこのくらいできるんだと思った人も多いのでは?機会があればまた「夜のサタナビっ!」見てみたい。
  • 中継先2カ所ともスタジオとの掛け合いがスムーズでなかったり、周囲の音がザワザワしていて聞きづらかったりした場面があった。

これらに対し、制作側からは以下のような発言がなされました。

  • 夜の生放送をいつかやりたいと思っていたので、「サタナビっ!」でチャレンジした。出演者もスタッフも不安と緊張の中でも“特別感”を出していたと思う。「また見てみたい」という感想は成功の証と捉えている。
  • 中継にはもっと人員を割いて対応し、落ち着いて準備して本番に臨めるようにするべきだった。
  • 言葉づかいや見せ方などで気になった点をいくつかご指摘いただいた。幅広い世代が見ることを意識して、今後の改善につなげたい。
※今回の審議会では、「民放連 放送基準」の一部改正に伴う秋田朝日放送番組基準の変更についての諮問に対し、「妥当である」との答申があった。
今回いただいた意見は、今後の番組作りにいかしていきたい。
次回の番組審議会は4月9日(火)15:30、「輝石の詩file18 ナマハゲ面彫師」をご審議いただくこととしました。