第314回 「サタナビっ！登山部 特別編」（2023年11月25日（土）15：30-16：15放送）

2024年1月10日（水）に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は、「サタナビっ！登山部 特別編」について、審議委員からご意見をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

• 「サタナビっ！」で放送した過去６回の総集編ではなく、２回分に絞ったことで登山のマナーや楽しみ方などポイントが整理され、わかりやすく構成されていた点を評価したい。初心者から経験者まで広く楽しめる内容だったのではないか。
• 「この山に登ってみたい」と思わせる作りで、「サタナビっ！」の「行ってみたい」「食べてみたい」と感じさせる真髄を捉えていた。
• 山岳ガイド大川美紀さんの起用は大正解。ナビゲーターとして、解説者として、教養的な話題の提供者として、この企画を支えていると思う。こういう人にガイドしてもらいたいというような人柄がにじみ出ていて好感が持てる。
• スタジオ部分は、ＺＥＮさんと登山部“部長”の大島貴志子さんのトークが自然で安定感があり、装飾も「登山部」を意識していたが、グッズ紹介するなどでもう少し膨らませても良かったのではないか。
• 近隣の山とは言え、初心者や登山から離れていた人が挑戦するには少しハードルが高いかな、と思った。幅広い年齢層向けに、今後、ハイキングやトレッキングの楽しみ方も紹介したらどうだろう。

これらに対し、制作側からは以下のような発言がなされました。

• 「登山部」コーナーは、「誰でも気軽に楽しめる山」をコンセプトに「また行ってみたい」「ちょっと興味があって行ってみようかな」「行きたいとは思わないけど行った気になりたい」という３つの視点を柱にしている。
• ６回放送した中から今回は、登山の基本の基となる鳳凰山と、少し登山の知識が高まったら登りたい森吉山を選んだ。
• 10月の「サタナビっ！登山部」では、山岳ガイド大川さんの推しで栗駒に続く秣岳に登った。あまり知られていないが景色がきれいな山であると紹介できた。今後も大川さんの力を借りながら、山を選定し、安全を確保しながら魅力を伝えていきたい。