放送番組審議会

第312回「トクバン!~秋のまんぷくスペシャル~」

2023年10月11日

放送番組審議会 2023年10月11日(水)開催

第312回「トクバン!~秋のまんぷくスペシャル~」

2023年10月11日(水)に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は、「トクバン!~秋のまんぷくスペシャル~」について、審議委員からご意見をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • イベント会場からの生放送とVTRが上手く構成されていて、リラックスして視聴できた。生放送からVTR、VTRから生放送、コーナーの切り替わりがスムーズで流れが途切れなかった。
  • 3番組の出演者が普段は見られない組み合わせでステージやロケに登場し、いつもの番組とは異なる雰囲気で絡んだりトークしたりする様子を楽しく面白く見た。キャスティングが良かったと思う。
  • ちぇすの漫才は会場の盛り上がりがTVを通じて伝わって来た。BMXの実技も臨場感があったが、ステージの上にあった箱のようなものでよく見えない時があった。
  • ベテラン、中堅のタレントやアナウンサーは対応力とバラエティ力を発揮して、さすがだなと感じた。新人アナウンサーは最初は堅さがあったが、次第にこなれたように感じた。経験を積んで表現力やトークのスキルを磨いてほしい。
  • 番組オープニングは会場がまばらでお祭り感がなく、盛り上がりに欠けていた。出演者の衣装も全体的にベージュ系で地味に見え、寂しい感じがした。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 番組は、見ていただきつつ会場へも、という意図で制作した。3番組の出演者シャッフルで面白い化学反応が起きればという狙いがあった。
  • 毎年、「サタナビっ!」との違いを出すことを課題に臨んでいる。TV番組としてもステージイベントとしても成立させる難しさがある。今回は漫才、BMX、サイコロトークを会場にいる人も盛り上がれるコンテンツとして実施した。ステージ上の「箱のようなもの」はモニターで、配線があったため残念ながら動かせなかった。
  • 9時30分放送開始だと、どうしても会場が埋まらない。どのように見せるか、寂しい印象を与えない工夫が必要。視聴率も伸びなかった。足りないものは何か、探っていかなければならない。
  • 臨機応変に対応できるアナウンサーの育成は重要。経験を積ませて、その経験を生かすよう指導していく
次回は11月15日(水)15:30 、課題番組は検討中。