第302回「サタナビっ！～It‛s SHOW time スペシャル～」

2022年10月12日（水）に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は、「サタナビっ！～It‛s SHOW time スペシャル～」を課題に、審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

• トータルで3時間45分の長尺だったが、飽きずに見ることができた。スタジオは終始明るい雰囲気を保ちつつ、落ち着きもあり、安定感ある進行だった。各コーナーで、出演者やアナウンサーのキャラクターが活かされていた。
• AABが撮りためた映像でこの30年を振り返った「秋田れきし発見！」は、「建物・スポーツ・世界遺産・世界記録」のカテゴリーで構成されていて、分かりやすかった。知っている世代は懐かしく見て、知らない世代には新たな発見があったと思う。
• 澤井優香さんがBMXに挑戦し、技を習得するまでのプロセスを追った「オトナホビー」は、テーマである「It‛s SHOW time」にふさわしい内容で、真剣に取り組み、やり遂げた姿に感動すら覚えた。澤井さんの魅力が引きだされていた。
• プロスポーツチームの「スゴ技挑戦」も「It‛s SHOW time」らしさがあった。選手の技術の高さとともに人柄、明るさが伝わってきた。チームを知ってもらう良い機会になったのではないだろうか。
• 全体的に楽しかった印象ではあるが、30周年記念のお祭り感やスペシャル感が少し薄かった。「いまココ」は「秋フェスタ」会場からの中継だったが、出店ブースの紹介のほかにステージショーの紹介があればと思った。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

• 制作過程で、予定していた30分ほどのコーナーが頓挫したり、大雨被害の影響を受けたりなど、過去にないほどトラブルが多かったが、「It‛s SHOW time」をテーマにして30周年と「サタナビっ！」をリンクさせて展開した。
• 澤井さんは、自転車にほとんど乗れないところからの挑戦でありながら、予定以上のレベルまで上げてくれた。
• 「秋田れきし発見！」は、藤盛アナが構成から編集まで担当した。世代によってとらえ方が違うものだが、うまくフックをかけて作ってくれた。
• ステージは事情があってショーそのものを映せなかった。プログラム看板などを使ってタイムスケジュールを紹介すれば、「秋フェスタ」の様子がより伝わったと思う。