放送番組審議会

第300回 第91回系列番組審議会委員代表者会議議題「動画配信時代 地上波テレビに望むこと」

2022年07月05日

放送番組審議会 2022年7月5日(火)開催

第300回 第91回系列番組審議会委員代表者会議議題「動画配信時代 地上波テレビに望むこと」

2022年7月5日(火)に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は、第91回系列番組審議会委員代表者会議議題「動画配信時代 地上波テレビに望むこと」を課題に、審議委員からご意見をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 見たいものを見たい時にネットで見るという生活スタイルが根づいている人たちには、決められた時間に放送されるテレビ番組をリアルタイムで見るという意識はないのではないか。リアルタイム視聴の必要性やメリットを考慮した手法が必要。「ゆるe~学園」は、TwitterやYouTubeと連動しながら相互発信性を持たせると面白い結果が得られるかもしれない。
  • ローカルの情報はネットよりもテレビから得るという人は多いと考える。また、知っている場所や身近な人がテレビに出ると、つい見てしまう。地域ごとの話題を提供できることが、地上波ローカルテレビの強みであり、そこに存在意義がある。「サタナビっ!」が好調なのは、秋田の人が秋田の情報を求めて視聴しているからだと思う。
  • ネット動画配信に対するテレビの優位性は信頼度にあると考えるが、総務省の調査によるとテレビに寄せる全世代の信頼度は61.6%。約6割という高くも低くくもない中途半端な評価は何に起因するか、分析すべき。

8月の番組審議会は休会。9月は6日(火)開催予定。