放送番組審議会

第294回「トレタテ!スペシャル 今年も豪雪?秋田から冬を語ろう 」

2022年01月12日

放送番組審議会 2022年1月12日(水)開催

第294回「トレタテ!スペシャル 今年も豪雪?秋田から冬を語ろう 」

2022年1月12日(水)に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は、「トレタテ!スペシャル 今年も豪雪?秋田から冬を語ろう」(2021年11月28日(日)15:20~16:15放送)について、審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 出演者3名の役割分担が明確で見やすかった。アカデミックな内容でありながら素人でも理解しやすい構成になっていた。番組の冒頭で気象予報士の和田さんが「へぇ、と思っていただきたい」とコメントしていたが、たくさんの「へぇ」があり、楽しくためになる番組だった。
  • 番組を通して、和田さんの気象に向き合う姿勢はまさにプロだと感じた。朝日新聞秋田総局の高橋記者はしっかり取材・勉強をしていて、言葉を選んでの説明は分かりやすかった。フリートークのような流れを村上アナが手際よく進行し、全体的によくかみ合っていた。
  • 「冬の楽しみ」として話題を広げ、樹氷やかまくら、ハタハタやきりたんぽ鍋などを紹介していたのも良かった。オンライン配信で、秋田を知らない県外の人に秋田の良さを伝えられたと思う。
  • 新聞とテレビ、オンライン配信と地上波、異なるメディアが融合して魅力が増幅して拡がりが出ていたと思う。 時代に即した深みのある取り組みだと感じた。
  • 気象に関する興味深い話が聞けたが、一部、冬の雷など説明不足で分かりづらいところがあった。また、モニター画面を説明する際には、指し棒を使用したほうが見やすいので、取り入れていただければと思う。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 「記者サロン」でのオンライン配信や、地上波での放送にあたっては、朝日新聞秋田総局と何度も打ち合わせを重ね、高橋記者には、これまでの取材や記事がどのようなもので、どんな写真を撮ってきたか、和田さんにはどのような話題やデータがあるのかなど、聞き取りを綿密にして、構成を詰めていった。
  • 配信での視聴は県外・海外からもあることを意識し、さらに地上波で再編集したものを放送することも考えての台本作りとなった。生配信のライブ感を大切にし、台本には流れと要点のみ書き込んだ。どのような言葉でどう伝えるかは3人に任せフリートークをしてもらったが、一部、言葉足らずで説明不足になってしまったところもあった。
  • 冬の厳しさだけではなく、秋田の冬の魅力や楽しみ方も伝えたいという思いがあった。
今回いただいたご意見は今後の番組づくりにいかしていきたい。

次回は2月8日(火)、「トレタテ!」をご審議いただくこととしました。