放送番組審議会

第289回「秋田を応援!あしたへスイッチ!スペシャル」

2021年06月09日

放送番組審議会 2021年6月9日(水)開催

第289回「秋田を応援!あしたへスイッチ!スペシャル」

2021年6月9日(水)に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は、「秋田を応援!あしたへスイッチ!スペシャル」について、審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • スタジオ・VTR・生中継が程よく時間配分された構成で流れが良く、3時間半の長時間番組にも関わらず、途中で飽きることなく、楽しく見ることができた。各パーツの出演者同士の会話が面白く、多彩な個性が発揮され、バリエーション豊かだった。
  • 昨秋の放送に続いて2回目となった特別ゲスト柳葉敏郎さんとZENさんの「一合一笑スペシャル」、今回は藤盛由果アナがインタビュアーとして加わったことで、会話がよりテンポよく進んでいた。1部から3部まで3回に分けての放送だったが、区切られていても流れがあって話を楽しめた。
  • スタジオMCの山下右恭アナ、村上晴香アナは落ち着いて進行し、安心して見ることができた。おたより紹介を担当した青木隆太アナ、弭間花菜アナは、笑顔でテンポよく掛け合いも自然で良かった。藤盛アナがどこで登場するのかと思っていたら、わらび座からの中継で役者に交じって舞台に現れた。素敵なサプライズ演出だった。
  • コロナ禍で“スイッチ”した人たちということで、障がい者就労支援で弁当屋を始めた天ぷら専門店の北島さんとわらび座の里山プロジェクトを紹介したのは、“応援”の視点で良かった。ただ、やや説明不足でもう少し深掘りしてほしかった。
  • CM前のアイキャッチで、県内各地の観光スポットなどのスタッフのコメントを紹介。秋田にはたくさん魅力的なところがあると再発見できた。
  • 中継による温泉紹介は、せわしなく感じた。VTRにした方が良かったのではないか。
  • 全体的に女性目線の情報が少なく、やや置いていかれた感じがした。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 温泉からの生中継は画作りや音響など難しいが、チャレンジした。盛り上げようという気持ちが強くテンションが上がったがゆえ、うるさくせわしなくなってしまったと思う。
  • アナウンサーの山下と村上は、普段の「トレタテ!」では出しきれない部分を出せた。頑張ったと思う。この経験を活かしてもらいたい。
  • 視聴率データをみると女性の視聴者層が時間経過とともに落ちてしまった。やや女性が置いてけぼりでは、という鋭いご指摘は示唆に富み、これを真摯に受け止めて今後の番組づくりにいかしていきたい。
今回いただいたご意見は今後の番組づくりにいかしていきたい。

次回は7月6日(火)、「テレビ朝日系列全国番組審議会」の議題をご審議いただくこととしました。