放送番組審議会

第288回「サタナビっ!」

2021年05月11日

放送番組審議会 2021年5月11日(火)開催

第288回「サタナビっ!」

2021年5月11日(火)に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は「サタナビっ!(4月17日(土)放送分)」について、審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 「とくナビっ!」は、ジャンルが異なる飲食店を3軒紹介、料理の映像がおいしそうで、行きたい、食べたいと思わせるラインナップだった。情報収集力に感心する。一方、食リポでは、TV画面では分からない食感、味、香りなどの伝え方に物足りなさを感じた。
  • 出演者が肩肘張らず、自然体で親しみやすいのが番組の良さ。VTRのナレーションも含めて、サタナビっ!ファミリーとして一体感がある。MC藤盛アナウンサーの安定感、臨機応変の対応力は素晴らしい。
  • 「いまココ」は、雨模様の中で2ヵ所からの生中継だったが、大潟村では晴天時の映像を準備しておいて見せたり、井川町の国花苑ではクイズを取り入れて飽きさせず進めたりなど、工夫が見られた。スタジオとの掛け合いで、もう少し“間”があればと思った。
  • 「弭間でございます」は、弭間アナウンサーが場に馴染んでいて、女将との雰囲気も良かったが、前回の「冬支度お手伝い」を見ていない視聴者にはピンとこず、よく分からなかった。
  • 「もりカフェPAPOTER」は、出演者の新婚生活についてトークしていたが、どれだけの視聴者が興味を持つのか、共感を得られるのかなど、内容を吟味してほしかった。
  • 普段見ていないものにとっては、内輪受け感が強い。同じ服装で3軒を回って食事をしていたが、食べきれないだろうと違和感を覚えた。「いただきます」「ごちそうさま」がない。情報提供時には、地図が欲しい。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 情報収集に当たっては、視聴者から寄せられた情報も参考にすることもある。食リポに関してはご指摘の通りでまだまだ足りない。視覚で伝わらない部分を補うのがリポーターの役割で、ありきたりなコメントにならないよう求めている。
  • 生中継は、機材がコンパクトになって機動性が高まり、移動も簡便になったが、機材の特性上、2秒くらいのタイムラグが生じる。それを考慮して“早め”のしゃべりだしを意識させている結果、“間”が詰まってしまうことがある。
  • 「とくナビっ!」は複数日でロケしているが、あえて同じ服装にしている。ご意見をいただいて、「仕切り直し」という作り方なども検討したい。
  • 「PAPOTER」は、女性トークを楽しんでもらうコーナーだが、今回は少し、くどくなっていたかもしれない。
  • 視聴者に「ゆるくなっている」「なれあいになっている」と受け取られないよう、気を付けていきたい。
今回いただいたご意見は今後の番組制作にいかしていきたい。

次回は6月9日(水)、「秋田を応援!あしたへスイッチ!スペシャル2」をご審議いただくこととしました。