放送番組審議会

第283回「トレタテ!」

2020年11月04日

放送番組審議会 2020年11月4日(水)開催

第283回「トレタテ!」

2020年11月4日(水)に開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。
今回は「トレタテ!(10月29日(木)放送分)について審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • ニュース項目は、硬軟取り混ぜてバランス良く組み立てられている。「子どものハロウィーン」「年賀状」 「プロ野球ドラフト関連」「旬の食材(わかさぎ)」など時宜を得た内容でテンポよく進み、警察ネタに続いていく流れもスムーズ。全体的にすっと入っていける構成だと感じた。
  • タイトルテロップの色や大きさが見やすく改善された。BGMも随所で工夫されている。スタジオも明るいイメージなのだが、いつもと違ってこの日の千田アナと山下アナの表情が硬く感じられた。
  • 天気のコーナーは、新しく「3次元可視化システム」が導入されたことで、和田気象予報士の見識がより生かされるようになった。他に追随を許さないグレードの高さを感じる。和田氏の人としての魅力がもっと伝わるようになれば、コーナーへの関心はさらに高まるのではないだろうか。
  • そば店からの生中継は、狭い空間でリポーターも出演者もせわしなく、バタバタ感が否めない。事前打ち合わせや準備する時間がなかったのか。食レポは、食べっぷりが良く微笑ましいところもあるが、頬張りすぎてコメントが聞きとりにくいところなど、改善してほしい。
  • ニュースを“深掘り”する場面が欲しい。例年モノでは「〇〇がありました」ではなく、今年はいつもとは違ったのかどうなのかが知りたい。「わかさぎが旬」というのは初めて知る情報として良かったが、「漁師・加工生産者・消費者」目線でのコメントなどがあればさらに良かったと思う。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 天気コーナーは番組の「目玉のひとつ」であり、新システム導入で和田氏の力量が発揮できるようになった。村上アナウンサーとの掛け合いでテンポある展開を目指している。
  • タイトルテロップは、あまりうるさくならないよう色や大きさを検討し、半年ほどかけてデザインを構築した。
  • ニュースを「+α」で伝えることを方針としているが、皆さまのご期待に応えられるよう、扱い方など、まだまだ工夫していきたい。
  • 中継は事前打ちあわせの時間を設けているのだが、場所やインタビュー内容などの確認が不十分だったのかもしれない。食リポも美味しさをどう伝えるかなど、日々、悩みながら取り組んでいるが、ご指摘をしっかり受けとめ、次につなげていきたい。
今回頂いたご意見は今後の番組作りにいかしていきたい。

次回は1月。課題は決まり次第連絡。