放送番組審議会

第266回「秋田の生ハムを世界へ 究極のスローフードに魅せられて」

2019年03月12日

放送番組審議会 2019年3月12日(火)開催

第266回「秋田の生ハムを世界へ 究極のスローフードに魅せられて」

2019年3月12日(火)に開かれた当社番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、2月23日(土)放送「秋田の生ハムを世界へ 究極のスローフードに魅せられて」について審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 主人公である金子裕二さんの人柄、行動力、取り組んでいる事柄がよく整理されて描かれており、流れがあって見やすい番組だった。
  • 丁寧な映像、番組テイストにナレーションが非常にマッチしていた。
  • 生ハムに色々な製造法がある事、出来上がりの違い、さらに生ハム作りに適した豚の肥育方法など初めて知ることがたくさんあったが、わかりやすく説明がなされていて、興味深く見ることができた。
  • 豚の放牧肥育に関して、金子さんの会社と地域振興支援隊と国家戦略特区と、この3つがかかわっているようだが、関係性がよくわからなかった。
  • ハンガリーのマンガリッツァという豚について、「豚コレラ」の影響で輸入できなくなったり、北海道の牧場から購入したり、などの部分の説明が不十分。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • “生ハム”は非常に奥深いものであるが、あまりその凄さは知られていない。金子さんの取り組み、行動力を通して、生ハムの魅力を伝えたい思いで番組を制作した。
  • 編集でかなり削ぎ落した部分があり、結果として結局説明不足となってしまったのは、反省する。
  • ナレーションは真地勇志さんにお願いした。全国ネットの番組でよく聞く「声」。見やすいドキュメンタリーに仕上がったのは、ナレーションによるところが大きい。
今回頂いたご意見は今後にいかしていきたい。

次回(4月)は、「秋田の星 北海道の星へ 吉田輝星プロへ はじめの一歩」についてご意見を頂く事としました。