第260回「放送番組審議会」
2018年7月4日(水)に開かれた当社番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、この秋に開催される「テレビ朝日系列 番組審議会委員代表者会議」の議題「地上波テレビが生き残るためには~インターネット社会の中で~」について、審議委員からご意見をいただきました。
委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。
- インターネットで提供されるサービスが進化・発展を続けていく中、テレビはテレビならではの優位性を発揮していかなければならない。それは正確性、信頼性、公共性、ローカル性である。
- テレビとインターネット配信では利用のされ方が異なる。番組を「単なる情報」として見るのであればスマートフォンやタブレットなどの小さな画面でも事足りるが、「エンタテインメント」として見るのであれば、画質・音響・臨場感などはテレビが勝る。ネット配信にはマネできない良質なコンテンツの提供を望む。
- テレビでインターネット配信動画が見られる時代になった。テレビ受像機がテレビ番組だけのものではなくなったという構造変化への対応が必要。
- キー局は番組のインターネット配信に取り組んでいる。テレビ放送とインターネット配信は融合、協調を進めていかねばならない。
- 次回(9月)は「高校野球特番」を審議いただく予定です。