放送番組審議会

第258回「トレタテ!スペシャルYell~がんばれ!由利工業~」

2018年05月09日

放送番組審議会 2018年5月9日(水)開催

第258回「トレタテ!スペシャルYell~がんばれ!由利工業~」

2018年5月9日(水)に開かれた当社番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、3月21日(水)放送「スーパーJチャンネル トレタテ!内」でコーナー展開した「トレタテ!スペシャルYell~がんばれ!由利工業~」について審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • この春の選抜高校野球に春夏通して初の甲子園出場となった由利工業高校について、VTR部分は「21世紀枠」選出の決め手の一つとなった“あいさつ運動によって築かれた地域とのかかわり”を中心によくまとめていた。
    その一方、そもそも「21世紀枠」の基準がわからず、説明が欲しかった。
  • 球児たちの初々しくあどけない様子や、一転して見せる真剣な表情や発せられるコメントをよくとらえていた。全体的にほのぼのした雰囲気に仕上がっていて、このチームを応援したいという気持ちになった。
  • スタジオ部分は、トレタテ!の佐藤剛太コメンテーターが、由利工にとってポジティブシンキングとなる過去データの数々を提示したり、AABの高校野球でおなじみの石崎透氏が解説するなどの生放送展開。工夫があってよかった。
  • 野球部主将、エース、監督のインタビューがあったが、学校関係者や地域の方たちの声も聞きたかった。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 由利工業を応援する気持ちで制作した。
    VTRだけでは伝えきれないものを「スタジオ展開で!」という試みだった。
  • 「21世紀枠」については説明を入れようとしたが複雑で長くなってしまうのでカットしてしまった。一般的ではないという認識が薄かったことを反省する。
    選出には、秋の県大会や東北大会の成績も関係するが、そのあたりも説明不足だった。
  • インタビューは「あまり広げすぎても」と考えてあえて3人に絞った。
次回(6月)は、この春リニューアルした「スーパーJチャンネル トレタテ!」についてご意見を頂く事としました。